道頓堀川(宮本輝)
<本の内容>
両親を亡くした大学生の邦彦は、生活の糧を求めて道頓堀の喫茶店に住み込んだ。邦彦に優しい目を向ける店主の武内は、かつて玉突きに命をかけ、妻に去られた無頼の過去をもっていた。――夜は華やかなネオンの光に染まり、昼は街の汚濁を川面に浮かべて流れる道頓堀川。その歓楽の街に生きる男と女たちの人情の機微、秘めた情熱と屈折した思いを、青年の真率な視線でとらえた秀作。
<感想>
様々な人間模様が描かれている。
戦後の混乱期から現代まで、道頓堀川はいろんな人間をみてきたのだろう。
また大阪人にとって道頓堀川は特別な川なのだろう。
汚いどぶ川に人生を映しているように感じる人も多いのではないだろうか。
ビリヤードで親子が対決するシーンは結局結果はわからずしまいだった。
しかし、親が子を思う気持ち、愛情がうまく描かれている。

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