その日のまえに(重松清著)

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「僕たちは「その日」に向かって生きてきた—。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。」

先日、私の父が交通事故にあった。歩行中に突然、後ろから追突された。片肺がつぶる重傷だったが、手当てが早かったおかげで、命はとりとめた。事故現場がコンビニの前だったことから、大勢の目撃者がおり、救急車の手配、警察への通報が早く、逃げていた犯人も数時間後には逮捕された。

事故当時は家には母しかおらず、警察からの電話で事故を知ったようだ。病院の手続き、警察の事情聴取などで忙しく、私への連絡ができなかったようだ。

その日、私は家に帰り、事故のことを聞いたが、あまりに突然のことで、言葉を失ってしまった。何の前触れもなく事故は起きる。そして家族との別れも突然起きるということを実感した。そんな時、この本に出会った。

この小説では、病気で余命少ない人たちにまつわるお話しが、うまくリンクして描かれている。最後にそれがうまくつながっているのは、作者の技術の賜物だと感服した。

闘病する同級生、ガンを告知された本人、母親、妻・・・・・愛する人が後数ヶ月しか生きられないとしたら、私はどうするのだろうか。また自分自身の命があとわずかだとわかった時、愛する家族に限られた時間で何をしてあげられるだろうか。

仏法でいう八苦の一つに愛別離苦がある。親愛な者と別れるつらさ、親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみを意味する。愛する人との別れは必ずやってくる。考えさせられる切実な問題だと思う。

重松清氏の作品は、初めて読んだが、中学入試によく出題される作家として有名なので、名前だけは知っていた。文章も平易で、それでいて中身も濃く、よくまとまっている。身近なテーマの作品が多いことから、入試に使用されるのもわかるような気がする。





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